単熟語
ビジネスBusinessの語源~ジョブズ氏に敬意を込めて
photo credit: Beacon Radio
英語を学んでいると、または教えていると、日本語にすると難しいけど、英語にするとカンタンに思える言葉に良く出会います。
例えば今日のテーマのビジネス。
ビジネス、という話題は、英検でも何度も出てきます。
でも、実際生徒にビジネスという分野は得意ですか?と聞いてみると、多くの場合、苦手意識があるようです。
そこで、今日はビジネスをもっと身近に感じてもらおうと思い、この記事を書いています。
あなたにとって、ビジネスって何ですか?
公務員だから、あまりビジネスのことよく知らない?
それはおかしな話です。
公務員でも、ビジネスはビジネスです。
さて、そのビジネスって何?
ということで、今日のテーマに戻ります。
今日のテーマは、ビジネスの語源です。
日本語訳は、仕事です。英語ではbusiness。
これ、もともとbusy + ness.
つまり、「忙しさ」、という意味なんです。
人は効率化を好む生き物です。
誰でも近道を知れば、次もその道を通ろうとするものです。
速く何かを手に入れることができるのであれば、一秒でも速く、無駄なく手に入れたいと、本能的に考えるものです。
そこで、皆で効率的に仕事をしていこうよ。
少し忙しくなるけど、頑張るときは頑張って、残った時間をゆっくりまったりハッピーに過ごせばいいじゃん、という事で、英語圏では仕事の事を「忙しさ」つまり「ビジネス」と呼ぶのです。
ところで、コンピュータ業界のカリスマ、スティーブ・ジョブズ氏が病のためにお亡くなりになりました。
iPhoneやマックなど、私も何度も使いましたが、彼のようなクリエイターのお陰で様々な「斬新さ」を享受している人は膨大な数に上るでしょう。
彼の言った言葉の中でも次の言葉が印象的です。
"If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."
もし毎日をまるで人生最後の日であるかのように生きれるなら、いつの日か君は「自分は正しかった」と深く思う時が必ず来る。
(2005年のスタンフォード大学での演説より)
この言葉は、かりゆし58さんの「オワリはじまり」に通じるものがあります。
もし、自分のやりたい事がわからなくてくすぶっていたら、今日があなたの最後の日と思おう。
すると、あらゆる事が愛おしく思えてくる。
ありがとう。ジョブズさん。
貴方のことだから、天国でも好きな事を続けていることでしょう。
愛って何だ。
「それでも、好き。」 と言えること。自分と、あの人に。